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クルル > クルルブログ > 地域のイベント情報一覧 > 国府宮はだか祭りに挑む男達。突撃レポート!in和陽館①

国府宮はだか祭りに挑む男達。突撃レポート!in和陽館①

昨日、とても良い天気に恵まれ開催された「国府宮はだか祭り」。

歴代の神男さんの中で初の平成生まれの神男ということもあり、今年はものすごい盛り上がりを見せていました。

 

朝から、テレビ中継用のヘリコプターが稲沢市の上空を飛び

会場となる国府宮神社には、なおい布を求め大勢の人が足を運び

各地域では、早くから祭り本番に向けてはだか男たちは準備を進め

様々な人が、それぞれの想いを持って祭りに参加していました(‐^▽^‐)

 

かくいう私もその一人。

今年は、JR稲沢駅から徒歩約5分のところにある稲沢のお宿【和陽館】さんで、はだか祭りに挑むはだか男さんたちを突撃取材!!

数回に分けて、はだか祭りのレポートをしていきたいと思います。

 

 

まず、はだか祭りのことを簡単に説明させてもらうと、このお祭りは毎年旧正月13日に行われています。

起源は、神護景雲元年(767年)に称徳天皇の勅令によって悪疫退散の祈祷が行われた際に、国府宮神社でも祈祷したのに始まると言われているお祭り。

祈祷と御籤によって選ばれた一人の儺負人(神男)に触れると厄落としが出来るという信仰があるため、毎年このお祭りではふんどし一丁の姿になった裸男達が「我こそは!」と神男目指して壮絶な揉み合いを繰り広げるのです。

また、各地域から、祭りに参加できない老若男女の厄除け祈願をこめた布を結び付けた【なおい笹】を町中を練り歩き、最後に拝殿に駆け込んで行く様も、一つの見どころとなっています。

 

 

一年に一度のお祭り。

せっかくなので当日スタッフは国府宮神社へ行ってきました。

 

 

噂4トンになる大鏡餅が境内にどっしりと構えて参拝者を迎えます。

写真で大きさが伝えられないのが残念なのですが、本当にこの鏡餅は圧巻だったそう!

その周りには各地域から奉納された鏡餅がずらっと並び、これもまた見ごたえのある光景だったとか。

 

この様を見れるのもこの時だけ。

当日は本当にいい天気に恵まれて、参拝者も多かったようです。

 

そして列に並び、神男さんとの握手が出来たとのこと。

「くっ」としっかり手を握ってもらえて、すごくありがたみを感じたそうです。

本祭に参加できない方は早朝に国府宮神社に行くといいらしいですよ♪

 

その後、私も合流して今回の取材会場になるお宿 和陽館さんへ≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ

 

 

お昼前には参加者が続々と集まってきて、館内はたくさんの人で大賑わい!

裸男になる人たちが決起集会を行っていました。

 

 

もちろんこの時は服を着ています(笑)

これから一緒に戦に出る戦士のよう。。。というのは言い過ぎかもしれませんが、これから裸男になり、笹を奉納し、本祭に参加するために皆で気持ちを盛り上げていく様はとても楽しそうで、その場にいるだけで私も祭りに参加している気分になれました\(^▽^\)(/^▽^)/

 

いろいろとお話しを伺っていると、宿の女将さんから「みんなお風呂に入ってーー!!」との号令が。

参加者たちがお風呂に入っていき、あっという間にふんどし一丁の姿になった裸男たちが続々と宿にあふれかえっていきました。

 

みんな自分の所属エリアがわかるように、こんなかんじに体に「和陽館」と書いていき、

 

 

ついでに落書きもしちゃう人もいたりでわきあいあい(*^▽^*)

足袋を履いたら、お互いに足をテーピングし合ったりもしていました。

※テーピングするのは、本祭の時に足袋が脱げないようにするためです。一度足袋が脱げてしまうと、それはそれは恐ろしいことになるそうで、聞いた話では「足袋は命綱」といわれるほど…

 

そんなこんなでお酒も飲んで、ご飯も食べ、準備が出来たら

なおい笹に祈願した布を結び

 

 

同じ地域の参加者の笹と合体させ

 

 

いざ出陣!!!

和陽館のオーナーさんの号令の下、威勢のいい大きな掛け声とともに和陽館を出発していきました!

 

 

何か所か神社などを回るとのこと。

 

しばらく待っていると、笹と裸男たちが合流し大きな隊になり、再び和陽館に戻ってきました。

出発したころに比べると、笹も随分立派になり、裸男たちも増え、見事な隊になっていて驚きました!!

 

 

「わっしょい!わっしょい!」と威勢のいい掛け声とともに、国府宮神社に向けて再び出発。

立派な旗も持って進んでいく裸男達の背中がとても大きく見えました。

 

 

当日のレポートはここまでとなりました。

ここからはこの日の様子を体感した私の感想を少し…。

 

私は、このような現場に居合わせるのは初めてだったので正直最初はドキドキでした。

普段だったらふんどし一丁で町を闊歩するなんてできないところが、この日だけは許される。

裸で町を歩く男たちを見ていると、清々しさだったり、潔さだったり、勇ましさだったり、いろんなものが見えてきました。

やはりそういうところが、この日常からはかけ離れた「はだか祭り」ならではのかっこよさだったり、一度見てみたいと各地から観光に来る方がいるのだろうと思いましたね。

開催日が平日の事が多く、なかなか見ることが出来なかったりしますが、ぜひまた見に行ってみたいと担当は思いましたm(_ _)m

 

 

さて!

それでは今回のレポートはここまで!

次回は、お祭りに参加する裸男達のインタビューをお届けしたいと思いますO(≧▽≦)O

 

素敵なお話がいろいろと聞けたので、レポート②もお楽しみに♪

 

以上!パート①でした。

ありがとうございました!!

開催日
2/28(水)
イベント名
天下の奇祭 国府宮はだか祭り